重要な役割を果たす「成長ホルモン」

皆さん、「成長ホルモン」という言葉聞いたことありますよね??

「成長ホルモンは子どものときしか出ない」
と思われがちですが、大人になってからこの成長ホルモンをいかに分泌させるかということがとても大切になります。
今回はそんな成長ホルモンについてのお話です!

その名の通り、成長ホルモンはほとんどが思春期で分泌量がピークを迎え、そこからはどんどん分泌量は減っていきます。
冒頭でも述べたとおり、そこから緩やかにでもいかに分泌させ続けるかということが重要になります。

成長ホルモンの働きとしては、骨や筋肉の成長、代謝・脂肪分解の促進、細胞の修復・再生、血糖値の上昇、加齢に伴う筋力低下の防止などが挙げられます。

そして、成長ホルモンを分泌させるための方法についてお話していきます!
ひとつは無酸素運動、つまり筋トレです。無酸素運動は有酸素運動と比べ乳酸の分泌量が多いです。この乳酸が脳の下垂体を刺激することで成長ホルモンは分泌されるのです。
また、血糖値が高い状態だと成長ホルモンは分泌されにくいことが分かっているので砂糖などは避けるべきだと考えられます。
そして、睡眠を最適化するということがとても大切になってきます。かつては「22時〜2時が睡眠のゴールデンタイムである」と言われていましたが、現在ではそれに限らず、睡眠直後にいかに深い睡眠(ノンレム睡眠)に入れるかということが大事であると言われています。そのためには、寝る前のブルーライト(スマホやパソコンなど)は避ける、寝る90分前に湯船に浸かる、テレビ等をつけっぱなしにせず、暗い部屋で寝るなどということが成長ホルモンを分泌させるために必要だと考えられます。
栄養面で言うと、GABAやトリプトファンは睡眠の質をあげるために重要な栄養素であると言えます。GABAで言うと、成長ホルモンの分泌を200%上げるという研究もあります。また、アルギニンも60%成長ホルモンの分泌を上げるとされているためこれらの栄養素はしっかり摂取したいところです。

以上のように、成長ホルモンは子どもにとってはもちろん、大人にとっても非常に重要な役割を果たすホルモンです。
そのために筋力トレーニングや睡眠の最適化を意識していきたいですね!

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