脳の成長を理解する!

前回のブログでは、「視覚と脳」についてお話させて頂きました。
今回は、そうした内容を踏まえ、サルから人間に進化していく過程で視覚や脳がどのように成長していったのかについてお話していきたいと思います!

まず、サルは進化していく過程で、二極化していったと言われています。
ひとつが主に木の高いところで生活する群と、もうひとつが半地上半樹上生活を送る群です。最初の主に木の高い所で生活する群は生存競争力が低かったとされています。
2つ目の半地上半樹上生活群は、人間の祖先と言われています。
これらの群は、雲梯による高速移動によって餌を取ったり、天敵から逃げていたりしたとされ、こうしたことから視覚や平衡感覚が成長したと言われています。

また、動物に食される果物は、動物による排泄によって繁栄していくことが出来たため、より動物に発見されやすいように色鮮やかになっていきました。
こうした変化に伴い、サルも視覚を頼るようになり、発達していったとされています。
このように雲梯を行い、対象の木の枝に視点を合わせて移動するような滑動性眼球運動が発達していきました。逆に猫や犬のような動物は顔や身体ごと動かすことで視点を合わせており、こうした動きは相動性眼球運動と言われます。
また、こうした発達に伴い、前庭覚と視覚との連動性(前庭動眼反射)の能力も高まったとされています。

さらに、霊長類は視覚からの情報処理も発達していると言われています。
こうした情報は網膜から入り、視床の外側膝状体を経由し、一次視覚野、二次視覚野を経て、側頭葉や頭頂葉に分岐していきます。
この側頭葉へ分岐していく路を腹側視覚路、頭頂葉へ分岐していく路を背側視覚路と言います。
そして、空間認知が発達したことでボディイメージも形成され、自分の身体を基準に周りのものとの距離感やサイズ感を認識出来るようになりました。

以上のように、人間の祖先であるサルの行動変化に伴い、視覚や脳は発達していきました。特に最後に登場したボディイメージは、アスリートなどにとってとても重要な能力であるとされています。
今後のブログではこうしたボディイメージをより高めるための方法などについてもお話できればと思います!

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