コレステロールを知る

今回は、「コレステロール」についてのお話です!

結論から言うと、コレステロールは身体にとってなくてはならないものです。
しかし、現代の日本人の食事はどんどん高脂質化が進んでいるため、コレステロール値は高い傾向にあります。
そこで、今回はコレステロールの役割や種類、コレステロール値が高くなることのデメリットなどについてお話していきたいと思います!

まず、コレステロールの役割には、細胞膜を作る、脂肪の分解を促進させる胆汁酸の原料となる、日光を浴びることでビタミンDが体内で生成されやすい状態をつくる、テストステロン・エストロゲン・セロトニン・コルチゾールなどのホルモンの生成に携わるなどがあります。

コレステロールの種類には、LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの2つがあります。
LDLコレステロールにはコレステロールを全身へ運ぶという働きがあり、HDLには余剰なコレステロールを回収し、肝臓へ運んで胆汁の原料として再利用するという働きがあります。

中でも、LDLコレステロールの比率が高まってしまうことには注意が必要です。
高LDLとなってしまうと血管の内側に異物ができてしまい、動脈硬化を引き起こし脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまうということが考えられています。

コレステロールを下げるために意識したい栄養素・食品としては以下のようなものが挙げられます。
1つ目はアントシアニンです。これはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用があります。アントシアニンはベリー系や紫芋、ナスなど赤紫色の食品の皮に含まれています。
2つ目は、トマトです。トマトに含まれるリコピンはフィトケミカル(植物が身を守るために生成する化学物質)の一部であり、アディポカインという炎症性タンパク質を減らすことが分かっています。さらに、ビタミンB群の一種であるナイアシンも助酵素やデトックスなどの働きがあるとされています。
3つ目は、緑茶・抹茶です。これらに含まれるエピガロカテキンがレートは脳機能・アルツハイマー・二型糖尿病などに対し、良好な結果をもたらすとされています。

以上のようにコレステロールは身体にとって必要なものではありますが、高すぎもよくありません。脂質やコレステロールを下げる栄養素をぜひ意識してみてください!

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