梅干しパワー
日本における伝統的な食材である「梅干し」。そんな梅干しを健康的な観点からどのような効果があるのかお話していきたいと思います!
梅干しで懸念されがちなのが「塩分」です。
以前のブログでもお話したように、たしかに塩分(塩化ナトリウム)の摂りすぎは身体によくありません。梅干しを食べる際に意識して頂きたいのか、塩の種類です。
天然塩を使って作られた梅干しを選ぶようにしてみてください。
また、梅には高血圧を促進する「アレギオテンシン2」というホルモンの生成を抑える働きもあります。つまり塩分の摂取によって懸念される高血圧を抑えてくれるのです。
そして、梅には脂肪の蓄積を抑制してくれる働きもあります。香り成分の一つである「バニリン」はそうした作用があると言われています。
このバニリンは、焼くと増えるとされているので特に焼き梅がオススメです。
梅干しに含まれるクエン酸も整腸作用や代謝促進作用があるとされており脂肪の蓄積を抑える役割があるとされています。
さらに、水溶性食物繊維やオレアノール酸には血糖値を抑制する働きがあるとされています。
血糖値が急上昇することでインスリンというホルモンが大量に分泌されてしまい、脂肪細胞に栄養を届ける、つまり脂肪が蓄積されてしまうことが考えられます。
そのため、血糖値を抑えてくれるこれらの働きは脂肪の蓄積を防ぐのに有効であるの考えられます。
梅は老化防止にも良いとされています。梅リグテンが活性酸素を除去してくれると言われています。
また、梅を食べると唾液が出てくるという経験があると思いますが、この唾液に含まれる「パロチン」というホルモンが若返りを促すとされています。
最後にデトックス効果についてご紹介いたします。
梅に含まれる食物繊維やクエン酸によってデトックス効果があるとされています。
毒素を排出するということはとても大切なのでぜひ梅を食べてデトックスして頂ければと思います!
以上のように、梅干しには様々な健康効果があります。
なるべく天然塩から作られた添加物のない梅を食べるように心がけてみてください!
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