血流と老化
今回は血流についてお話していきたいと思います!
いわゆる「老化」には、血流が大きく影響しています。
肌のハリがなくなってきてしまうのは肌の水分が失われているからということになりますが、その水分を届けてくれるのが血液なのです。
また、抜け毛・薄毛も頭皮の血流が悪化してしまうことで起こってきてしまうと言われています。
各組織に、水や栄養、酸素を届ける毛細血管が本来の役割を果たしにくくなってきてしまった状態のことを「ゴースト血管」などと呼んだりします。特に40代以降は、毛細血管のゴースト化が進みやすくなります。
毛細血管は、血管内皮細胞によって構成されていますが、この中にある分子の1つ「Tie2」が大きな働きを果たします。
Tie2が活性化することで血液の壁細胞の隙間を作り、水や栄養、酸素を通りやすくしてくれます。つまり、毛細血管のゴースト化を防いでくれるのです!
このTie2が活性化しているか動画を確認する方法の一つに「汗」があります。
汗は原料が血であり、毛細血管から水分が染みでることで汗となるため、汗がかけていないということは正常に毛細血管が働いていないということになります。
また、ベタベタしていたり、臭いがキツいような汗はミネラルが一緒に身体の外に出てしまっています。これは、毛細血管が栄養を再吸収出来ていない証拠です。
Tie2を活性化する食品としては、シナモンやヒハツ(島コショウ、ロングペッパー)、ルイボスティーがあるためこれらを摂取するのも1つの有効な手段となります。
また、血液をサラサラにして流れを良くするために、不飽和脂肪酸、特にオメガ3を摂取することも大切となります。お魚は良いオメガ3の摂取源です!
そして、筋トレも血流を良くするための有効な方法の一つです。
普段使っていない部位は血流が滞りやすいのです。
トレーニングをして筋肉を動かすことで血流を良くすることができます!
以上のように、血流が悪化してしまうことで各組織に栄養や酸素、水分が届かなくなってしまいます。
そうしたことを防ぐためにも、お食事や筋トレを意識していきたいですね!
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