「正しい睡眠」とれてますか?

普段何気なく経験している、「運動をするとよく眠れる」という現象。
確かに疲れてよく眠れるということはあるでしょう。今回は、睡眠の概要および睡眠のポイントについて、次回は具体的に運動が睡眠にどのような効果を与えるのかについてお話していきたいと思います!

睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠の二種類に分かれます。このふたつは全くの別物で、どちらも大切です。中でも、ノンレム睡眠はいわゆる「深い睡眠」であるため、睡眠の質に大きく関わってきます。
ノンレム睡眠は、1~4の4段階存在すると言われます。3や4といった段階になると特に深い睡眠となり、徐波睡眠と呼ばれます。
睡眠時間としては、基本的に7~8時間/日はとりたいと言われています。もちろんこれには個人差はあり、常に睡眠時間が5時間未満でも健康を維持できるいわゆる「ショートスリーパー」と呼ばれる人もいます。しかし、自称ショートスリーパーの方でも、確かに平日は5時間未満の睡眠でやれていても、休みの日になると長時間寝てしまうようなケースがあります。これはショートスリーパーなのではなく、身体が無理して5時間未満でも活動してくれている状態です。
一人ひとりにあった睡眠時間を見つけていくことが大切ですね。

睡眠のポイントとしては、先程述べたようなことではありますが、休日でも普段より多くても1時間くらいの睡眠時間にはおさめたいところです。あまりに平日と休日の睡眠時間に差が出てきてしまうと体内時計が崩されてしまいます。
また、睡眠前の行動をルーティン化するというのも睡眠を促すために重要なことです。
また、よく言われることではありますが、寝る前の光刺激はメラトニン(夜間に多く分泌され、睡眠の質を高める「睡眠ホルモン」)の分泌量を減少させてしまうということが分かっています。やはり寝る2時間前くらいにはスマホやテレビ、パソコンの使用は控えたいところです。

以上のように、平日、休日問わず安定した睡眠をとることが重要になってきます。
次回のブログでは、運動が睡眠に与える具体的な効果についてお話していきたいと思います!

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