高齢者のためのトレーニングについて

今回からは、高齢者のためのトレーニングについてお話していきます!

このブログをご覧の方の中には、介護予防を目的としてトレーニングしたい方、もしくは身近なご家族、お知り合いに対してそうしたトレーニングのサポートをしたいと思っている方もいるかと思います。
そのような方はもちろん、そうでない方も必ず必要な情報になるかと思いますのでぜひご覧ください!

高齢者がケガをしてしまう原因の1つが転倒です。転倒によるケガ、特に骨折してしまうというケースが非常に多いです。中でも椎体骨折や大腿骨頚部骨折が多いとも言われています。

こうしたことから、いかにトレーニングを通して高齢者の方の転倒リスクを抑えるかということが非常に重要になってきます。

そこでよく行われるのが踏み台昇降です。踏み台昇降とは、台の上を脚で昇り降りする運動のことを言います。よくダイエット目的で行われることもあります。
この踏み台昇降は高齢者の転倒予防という観点に対して有効的であると考えられます。しかし、当然ただやっているだけでは意味がありません。以下に踏み台昇降運動を行う際のポイントを記していきます。

まずは、当たり前ではありますが、しっかり腿を挙げるということです。一見、普通のことのように思えますが、実際台の高さはそこまで高くないため、何も伝えないと高齢者の方はその台を乗り越えられるだけの高さで脚をあげようとするはずです。やはりそれだけだと効果は少なくなってしまうため、台を乗り越える以上のできる限り高く腿は挙げるように意識する・させることが大切になってきます。そして、その脚を挙げる股関節屈曲時に足関節も背屈(つまり足首も上に曲げるということ)の動きも非常に重要です。高齢者の方がつまずいてしまう理由の一つに「脚を挙げた時に足首が下を向いてしまっている」ということがあります。こうしたことを防ぐために、踏み台昇降にて腿を挙げる際同時に足関節も背屈させることがポイントとなるのです。

以上のように踏み台昇降運動ひとつでも気をつけるポイントは沢山あります。
次回のブログでも、踏み台昇降運動時のポイント、また他のトレーニングについてもお話していきたいと思います!

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