筋トレが良質な睡眠をもたらす!
今回は、前回に引き続き睡眠についてお話していきます!
特に今回は睡眠時のポイント、運動との関係についてお話出来ればと思います!
よく、「夜に炭水化物を抜く」ということを聞きます。これは睡眠という観点からだとマイナスに作用するケースがあります。それは、夜間低血糖です。
夜に炭水化物を抜いてしまうと、寝ている間(特に夜中の2時.3時)に低血糖状態となるのを防ぐために覚醒作用のあるホルモンが分泌されて目が覚めてしまうということが起こってしまいます。
これは睡眠の質を悪化させてしまう原因となります。
次に、運動との関係についてです!
運動の睡眠に関する効果として、総睡眠時間の延長ということが挙げられます。これは、本当は7時間程度寝たいのに途中で起きてしまい、日中身体がだるくなってしまうということを防いでくれます。
また、先程述べたような、中途覚醒の減少も報告されています。
さらに、ノンレム睡眠(中でも徐波睡眠)の増加も言われています。それに関連して、睡眠潜時(眠りに入るまでの時間)の現象、つまり寝付きが良くなるということも挙げられます。
そして、無呼吸低呼吸指数(AHI)の減少も言われています。これは、1時間の間に無呼吸であれば、10秒程度呼吸が止まっている状態が何回あるか、低呼吸であれば普段の換気の50%以下の状態が10秒以上続くということが1時間のうち何回あるかということを示した指数になります。
また、肥満と睡眠時無呼吸症候群は大きく関わっているため、そうした意味でも運動は有効的であると考えられます。
こうした運動の効果について、無酸素運動と有酸素運動では同じように効果があると言われています。
しかし、無酸素運動(筋トレ)はメンタルに良好な結果をもたらすとされており、メンタルと睡眠には大きな関係があります。このことを踏まえると無酸素運動は睡眠にとってオススメの運動と言えるでしょう。
以上のように、運動、特に筋力トレーニングは睡眠に大きく関わってきます。
そして、大事なのは運動と食事と睡眠はそれぞれ相関があるということです。バランスの良い生活を心がけていきましょう!
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