今回は大豆についてのお話です!

大豆製品は世界的にも健康に良い食べ物とされています。

しかし、懸念されている点もいくつかあります。
今回はそれらの点についてどのような影響があるのか、最終的に大豆製品は健康にいいのか考察していきたいと思います。

懸念されていることの1つ目は、植物性タンパク質であるということです。必須アミノ酸であるロイシンなどいくつかのアミノ酸の配合が動物性より少ないといった理由から筋タンパク合成およびタンパク質の利用効率が動物性より低いのではという指摘があります。しかし、これに関しては、確かにそのような事実はあるにせよそこまで大きな差はないのではと言われることもあります。さらに、血液をサラサラにする作用のあるアルギニンや、疲労回復・免疫に重要なグルタミンの配合が植物性の方が優れているとされています。

2つ目は、レシチンについてです。レシチンには様々な用途があり、大豆由来のお菓子や砂糖不使用のお菓子に使われていることがあります。このような用途のレシチンは、遺伝子組み換えによる安い大豆から抽出されたものであり、身体に良くないとされています。しかし、一般的にはレシチンは、脂肪を分解して全身に流すために、ホスファチジルコリンの摂取がとても重要であるとされています。このホスファチジルコリンがレシチンの主成分となっているのです。
このように、どのように作られた大豆製品を摂取するかということが大切になってくると考えられます。

3つ目は、イソフラボンです。これは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをするものとして有名です。生理前の冷え、イライラ、腰痛、過食などを予防するために女性が摂取することもよくあります。イソフラボンの摂りすぎにより男性における、男性ホルモンと女性ホルモンの比率が崩れてしまうと考えられることもあります。当然、摂りすぎは良いとは言えませんが、そこまで大きくホルモン比率を崩すようなことは考えにくいとする指摘もあります。

以上のように、大豆製品のリスクとして考えられている事項についてはそこまで大きく影響しないと考えることが出来ます。当然摂りすぎは何事においても良くはありませんが、世界的にも健康にいいとされている大豆製品ですので、意識して摂っていきたいですね!

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