食事のタイミングを意識しよう！

以前のブログでは、健康的な食事についてのお話をさせて頂きました。

今回は、朝や就寝前などのタイミングにおけるオススメの食事についてお話していきたいと思います！

まず朝についてですが、朝食が大切なのは大前提として、その中でもビタミンCについて着目していきたいと思います。
ビタミンCはコルチゾールというホルモンに対抗してくれる働きがあります。コルチゾールとは、ストレスを感じた時などに分泌され、「カタボリック(筋分解)ホルモン」と呼ばれることもあるように、筋肉を分解させる作用があります。コルチゾールは、他にも寝起き8時間後くらいに分泌されやすいとされています。そこで、朝にしっかりビタミンCを摂取し、コルチゾールに対抗していくことが重要だと考えられています。
また、朝に「トリプトファン」と呼ばれるアミノ酸の一種を摂取することも大切だとされています。このトリプトファンは、大豆製品などに多く含まれるとされています。トリプトファンを朝摂取することで、昼間に「幸せホルモン」セロトニン、夜には「睡眠ホルモン」メラトニンに変わると言われています。良好なメンタルを保ったり、質の良い睡眠を保つために朝に大豆製品などを食べることが重要だと考えられます。

続いて、就寝前ですが、睡眠の質が悪くなったり、成長ホルモンの分泌量が少なくなったりしてしまうためGI値の高い食品は避けるべきだと言われています。また、睡眠中に臓器をしっかり休めてあげるためにも睡眠3〜4時間前には食事を終わらせることが理想的です。
「夜中の食事は太る」という言葉を耳にしたことのある方も多いかと思います。この理由の1つに、「BMAL1」が挙げられています。このBMAL1は、23時〜2時にかけて多く分泌されるとされ、脂肪の蓄積を促すとされています。しかし、近年では、主に肝臓の脂肪を増やす働きがあると言われていることから見た目の変化にはそこまで大きく影響しないともされています。ですが、可能であれば夜中の食事は健康的にも避けたいところではあります。

今回は、タイミング別の食事について見てきました。当然その他の栄養素もとても大切です。普段の食事から「バランス」を意識していきたいですね！