足首が硬くてお悩みの方へ

今回からは、足関節背屈制限についてのお話をしていきます!

足関節背屈という動きは、簡単に言うと足首を上に向ける動作のことです。

よく現場でも「足首が硬い」、「スクワットの時に足首が邪魔して深くしゃがめない」というケースがかなり多くあります。

このブログでは、そうした足首の硬さの原因及び改善方法についてお話していきます!

足関節に背屈制限がある人の主な要因としては以下の3つがよく言われています。
①前脛骨筋の収縮不全
②下腿三頭筋の伸長不全
③構造的不全
それぞれについて、以下で詳しく見ていきます。

①について、そもそも前脛骨筋とは、よく言う「すねの前の筋肉」の事です。オーバーヘッドディープスクワット(腕を真っ直ぐに上げた状態でバーを持ち、そのバーが前に傾いたりしないように上に把持したままフルスクワットを行っていきます。この際に肩関節が地面に対して垂直を保ったまま上体が下腿に対して平行のままお尻が地面に対して平行のラインより探れるかを試していきます。)のような種目を行うと、足関節はかなり背屈するため「脛が痛くてこれ以上しゃがめない」という状態になることが多いです。つまり、膝が曲がった状態で45°くらいは足関節が背屈しないとフルスクワットは出来ないと言われていますが、その45°を以上背屈させようとして前脛骨筋が痛いと感じるケースが多いです。

②について、下腿三頭筋とはいわゆる「ふくらはぎの筋肉」で、足関節底屈筋、つまり背屈時にストレッチされる筋肉です。この筋肉がこれ以上伸びないことにより足関節背屈制限が起こってしまうと考えられます。
インターネットなどで「足首の硬さ解消」を調べると1番この下腿三頭筋のストレッチやリリースといった情報が多いように感じます。確かに、ストレッチやリリースは分かりやすい取り組みとなるのでネット上でも多く出回っているのかなと思います。

以上が足関節背屈制限の2つの原因についてです。3つ目の構造的不全については、次回のブログにてお話していきます!

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