砂糖の摂取量!
今回は砂糖についてお話していきます!
そもそも砂糖とは、二糖類の一種であり、スクロースとも呼ばれます。単糖類のブドウ糖と果糖が合わさったものが砂糖となります。
砂糖、なかでも果糖の摂りすぎは、肥満や糖尿病に繋がりやすいということはご存知かと思いますが、それ以外にも老化やIQの低下などの影響も考えられています。結論から言うと、砂糖は身体にとって決していいものではありません。
果糖は、ブドウ糖と比べ遥かにAGE(終末糖化産物)を産生する能力が高いのです。このAGEが老化を促進するのです。
また、IQの低下に関しては、砂糖の摂取量が多いほどIQが低いということが研究で分かっています。これは砂糖によって血糖値が急上昇した後に急下降した際、また血糖値を上げようとするアドレナリンなどのホルモンの影響で交感神経が優位となり、集中力が低下したりイライラしたりすることが原因かのではないかと考えられています。
果糖は中性脂肪を増加しやすいということも分かっています。
ブドウ糖に関しては、解糖系において
グルコース6リン酸→フルクトース6リン酸→フルクトース1.6ビスリン酸と変わっていきますが、この際十分にATP(つまりエネルギー)が足りていると「もう作らなくていいと」身体が判断し、解糖系が一旦ストップします。このような反応のことを「ネガティブ・フィードバック」と言います。
しかし、果糖では、
フルクトース1リン酸→フルクトース1.6ビスリン酸
と変わっていきますが、果糖の解糖系においてはATPが足りていたとしても代謝が止まることはないため、どんどんアセチルCoAというATPを作るためのものが作られ、そのアセチルCoAが中性脂肪脂肪を増やしてしまうのです。
以上のように、砂糖、なかでも果糖の摂りすぎは身体にとっていいことはありません。しかし、果糖はその名の通り果物にも含まれますが果物はビタミンやミネラルを含むとてといい食材ですので、一般的に推奨される200gくらいを目安に食べた方が良い食材です。
なるべく砂糖の摂取量には気をつけていきましょう!
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