子どもの食事

今回のブログでは、「子どもの食事」についてお話いたします!

皆さんご存知の通り、子どもの時の食事、つまりご家庭での食卓環境がとても大切になり、心身の成長に大きな影響を及ぼします。
もちろん、それぞれの栄養素を意識したバランスの良い食事が大切になるのは大人も同じです。
今回は、子どもという発達段階において特に意識すべき食事内容ということでご紹介できればと思います!

まずポイントとなるのが「脳神経」を発達させる食事です。一般的に脳神経は6歳までに約9割が完成すると言われております。特にこうした時期に、運動によって脳を刺激させたり、十分な睡眠をとり脳を休ませてあげたりということが重要となります。
そして、食事の面では、「DHA」を積極的に摂取することか大切になります。
DHAは、脳の神経細胞の主な成分となり、神経伝達をスムーズに行うとされています。こうした働きから、記憶や学習面にも良好な結果をもたらすとされています。
また、ビタミンDも脳の神経伝達に関与していると言われています。ビタミンDは、日光に浴びることで体内で合成されやすいとされているため、そうした面でも外で遊ぶなど日光を浴びる習慣をつくることが重要であると考えられます。
こうしたDHAやビタミンDを豊富に含んでいるのが「魚」になります。

もう1つポイントとなるのが骨の成長についてです。女性は12〜14歳で、男性は14〜16歳で骨を作る働きがピークに達するとされており、20歳くらいで骨量が最大となり、45歳くらいから骨量は減少すると言われています。
つまり、そうした時期に間違ったダイエットなどを行ってしまうと将来的に骨粗しょう症や老後骨折などのリスクが高まってしまうのです。特に思春期になると体型など気になる子どもも多いですが、決して間違ったダイエットをさせないように注意して頂きたいと思います。
また、骨の成長と言うと「カルシウム」を思い浮かべる方も多いと思います。
以前のブログでもご紹介した通り、特に日本人の身体に取って乳製品はマイナスの面も考えられますので、小魚や小松菜、ひじきなどからカルシウムを摂取することをオススメします。また、カルシウム単体ではなく、マグネシウムやビタミンDと一緒に摂取することがオススメです。

以上のように子どもは心身ともに大きく成長する時期です。家庭での食卓の環境が大きな影響を及ぼします。今回のお話を踏まえると「魚」がひとつ重要な食材と言えるでしょう。
ぜひ意識してみてください!

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