姿勢を根本から改善するために
今回からは、「姿勢改善」についてのお話をしていきます!

実は、姿勢改善についての考え方は、以前と今とで変わってきているのです。
まずは、その姿勢改善についての考え方の変化について見ていきたいと思います!
約15年前では、姿勢改善について、「筋肉の長短に対するアプローチ」が主流でした。
これは、姿勢が崩れることで長くなってしまっている筋肉をトレーニングすることで短くする、そして短くなってしまっている筋肉はストレッチして伸ばすというものです。
その中で、「上位交差性症候群(猫背のような姿勢)」と「下位交差性症候群(反り腰のような姿勢)」という分類が姿勢に対する評価として用いられました。
10年ほど前になると、先程の筋肉の長短に加え、機能的連鎖に対するアプローチがなされるわうになりました。
これは、筋膜を介してのつながりや隣接する骨・筋肉同士のつながりを意識してアプローチするというものでした。
そして約5年前〜現在では、感覚器や神経系、内臓、そして栄養に対するアプローチがなされるようになりました。
これは、姿勢や動作の制御にはそもそも感覚の入力があって、その次に中枢での処理が行われ、最後それらの結果として現れるという考え方です。
こうした現代的な考え方を鑑みると、これまでのトレーニングやストレッチをしても意味がないと捉えられがちですが、決してそうではないということははっきりと申し上げておきます。
ただ、トレーニングやストレッチをするから姿勢が改善するという訳でもなく、あくまでこれらはひとつのツールであるということです。
また、マッサージやリリースも意味がないという訳ではありません。
当然姿勢が崩れていると筋緊張を起こしている部位もあるわけで、それらの部位に対するマッサージおよびリリースは有効なツールのひとつとなりえます。
しかし、これもあくまで対処療法的なアプローチであるということを忘れてはいけません。
つまり、いくらその場で緊張を解いたとしてもまた悪い姿勢が続けば当然筋緊張は戻ってきます。
根本を解決するためには、やはり神経系へのアプローチが必要となるというわけです。
次回のブログではさらに詳しく姿勢制御の流れについてみていきたいと思います!

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