呼吸の重要性

今回は呼吸についてのお話です!

結論から言うと、呼吸はとても大切です!
人間が1日の中で1番多く行っている運動が呼吸であり、1日2万回程度行っていると言われています。

普段我々が行っている呼吸は第二次呼吸と言われ、仙骨と後頭骨の間で脊髄を介して行われる血液の循環は第一次呼吸と言われます。

呼吸のメカニズムについてお話していきます。横隔膜の上にある肺に空気が入り込むことで横隔膜は押し出されてさがっていきます。しかし、その横隔膜が上手く機能しないと下に下がれないため胸郭側が上に上がる形となる(胸式呼吸)。胸郭側が上がる、つまり肩が上がるような呼吸を続けてしまうと当然肩こりにつながってきます。
胸式呼吸が習慣化してきてしまうと胸が上がり、息を吸った時に逆にへこんでしまうというパラドックス呼吸が起こることもあります。

しっかり横隔膜が下がってくると小腸や大腸、胃や腎臓などの内蔵が圧迫され、横に広がってきます。この状態をブレイシングと言います。
このような腹式呼吸を行うことで大腰筋や腰方形筋、多裂筋など腰椎に付着する筋肉を活性化することができます。つまり、腰椎周りを安定化して腰痛などから守ってくれるということも考えられています。
一部の研究によると、アスリートの7、8割くらいが通常の呼吸において、腹式呼吸を行なっているという結果があるのです。

また、呼吸は自律神経とも大きな関わりがあるのです。一般的には息を吸う時に交感神経が優位になり、息を吐くときに副交感神経が優位になると言われています。
そのため、精神的に少し問題を抱えている人は呼吸が浅かったり、呼吸の滑らかさ・リズムがが欠けていると言われることが多いです!

以上のように、呼吸には自律神経を整えてくれたり、腰椎周りの安定性を保ってくれたりとても大切な働きがあります。

そして、1日約2万回ほど呼吸を行っていますので、止まっているときだけでなく、歩いているときや走っている時にもそのような腹式呼吸をぜひ意識いていただければと思います!

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