内臓脂肪ってどうしたら落ちるの?

今回は内臓脂肪についてのお話です!


内臓脂肪というと、何となく身体に悪いというイメージをお持ちの方は多いと思いますが、具体的にどのような影響があるのか、内臓脂肪を減らすためのアプローチについて知っている人はなかなか少ないと思います。今回はそのような所について深堀して行ければと思います!

前提として、内臓脂肪は身体を守るために必要なものです。しかし、当然多すぎれば身体にとって毒です。具体的には、糖尿病や高血圧、がん、動脈硬化、心臓病、脳卒中、認知症、脂質異常症、骨粗鬆症などのリスクが高まります。
具体的なプロセスを見ていきます。内臓脂肪が多すぎることで、「ご長寿ホルモン」と呼ばれるアディボネクチンの働きを阻害します。アディボネクチンは、体内の糖の代謝をスムーズにして血糖値を下げたり、血管を広げて血圧を下げたり、細胞壁を修復して動脈硬化を抑えたりという働きを持つ非常に重要なホルモンです。このホルモンの働きを阻害してしまうのです。
また、「満腹ホルモン」と呼ばれるレプチンの働きも阻害されるため、内臓脂肪が増えて食欲が増進、余計に内臓脂肪が増えるという悪循環に陥ってしまうのです。
さらに、内臓脂肪が増えることで身体にとって異物だと判断され、免疫システムが稼働しすることで炎症反応も起こってしまいます。

内臓脂肪を減らすための食事の工夫について解説していきます。
ある研究では、水溶性食物繊維を1日10g増やす生活を5年続けたことで内臓脂肪が3.7%減少したとされています。水溶性食物繊維を含む食材としては、オートミールや大豆製品、根菜類、海藻類、ブルーベリー、しらたきアボカドなどが挙げられます。これらの食品は積極的に摂取していきたいですね!
また、緑茶に含まれるカテキンの一種である、エピガロカテキンガレートは、新陳代謝を高め、内臓脂肪を減らす働きがあるとされています。普段の食事から積極的に飲んでいきたいですね!

以上のように、内臓脂肪の増加は身体にとって様々な悪影響を及ぼします。
そんな内臓脂肪を増やさない、減らしていくために適度な運動、適切な食生活を送っていきたいですね!

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