パフォーマンスアップトレーニングを極める

ファーストセッションジムトレーナーのはるやんです!

前回より、パフォーマンスアップについてのお話をしてきました。
パフォーマンスアップはアスリートのみならず、日常生活の質を高めるという意味で全ての人にとって重要であるということは前回見てきた通りです。

今回は、従来の筋トレと比較することなどを通してパフォーマンスアップを目指したトレーニングの特徴についてお話していきたいと思います!

従来の筋トレでは、単独の筋肉にフォーカスした主に矢状面上での単一的動作がメインでした。
しかし、これでは機能的なトレーニングと言えないことは何となくお分かりいただけるかと思います。
前回お話しした通り、多面的に複数の収縮様式でのトレーニングが重要になるのです。
特に、傷害の多くは前額面または水平面で起こるため意識してトレーニングすることが大切になります。

ここで、パフォーマンスアップを目指していく上で必要となる3つの理論をご紹介いたします。

1つ目は長さ・張力関係です。筋肉は最適な筋長でのみ最適に機能を発揮するという理論です。この最適な筋長以外での筋発揮はフォースカップルや関節運動に影響を及ぼしてしまいます。
今出てきたフォースカップル機能について簡単にご説明します。例えば、大臀筋と反対側の広背筋が協働して仙腸関節の安定性を担っているというものです。

2つ目は相反抑制です。これはある筋肉が硬くなるとその拮抗筋の働きにも抑制がかかるというものです。
例えば大腿四頭筋が緊張して硬くなってしまうとその拮抗筋であるハムストリングスの働きにも抑制がかかります。

3つ目は協働筋支配です。これは主導筋の筋力低下により協働筋に過負荷がかかってしまうというものです。
例えば大胸筋の筋力低下が起こっているとベンチプレスを行う際に協働筋である上腕三頭筋に過負荷がかかってしまうのです。

このように、パフォーマンスアップを目指していく上で3つの面全てで様々な収縮様式を行うことが重要になります。
次回も引き続きパフォーマンスアップについてお話ししていきます!

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