コーヒーのお話

本日はコーヒーについてのお話です!

コーヒーに含まれるポリフェノールやクロロゲンはいわゆる「身体にいいもの」であり、美肌効果やアンチエイジング効果があるとされています。
一方でカフェインの摂りすぎによる副作用についても語られることが多いです。

基本的に、コーヒーは身体にいいものです。しかし、身体にいいものも摂りすぎれば身体にとって毒となってしまうこともあります。今回は、カフェインをとりすぎてしまった時にどのような副作用が考えられるのかについてお話していきたいと思います。

1つ目は、腎臓への負担です。
カフェインには、利尿作用があります。そして、腎臓には体水分量を調整し、尿として排出する役割があるため、カフェインの利尿作用によって腎臓が過剰に働いてしまい、やがて腎機能が低下してしまうと考えられています。また、腎機能が低下することで、コーヒーにも含まれるカリウムの排出しにくくなってしまいます。本来、カリウムは体内の塩分調整をしてくれ、むくみの予防にも役立ちますが、身体の中に溜まってしまうと高カリウム血症によりしびれや脱力感、不整脈、心停止などのリスクが高まってしまうことが考えられます。

2つ目は、ストレス・不安感の増加です。通常、カフェインは疲れを感じさせるアデノシンという脳内化学物質を抑制したり、アドレナリンを分泌させてやる気を上げてくれたりします。しかし、過剰摂取してしまうと大量にアドレナリンが分泌されることとなり、その時はいいのですが後々急降下してきてしまいます。そうするとイライラや不安感を感じやすくなり、それを解消するためにまたコーヒーを飲むという負のスパイラルに陥りやすくなるとも言われます。これも血糖値と同じように急上昇させることは避けたいですね。これが「カフェインには依存性がある」と言われる理由の一つです。

以上のように、カフェインの過剰摂取は身体にとってよくない副作用をもたらすことがあります。また、人それぞれカフェインの感受性は異なるため、それぞれに適した量を飲むべきと考えられますが、一般的にはカフェイン摂取量300mgが基準値として設けられています。
ただ、冒頭でも述べたように基本的にはコーヒーには良い作用がたくさんあります。適量を飲んでいくようにしましょう!

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